託麻中学校の競歩会

中学校によってあったりなかったりするそうですが、託麻中学校は競歩会というなの生徒にとっては地獄のイベントがあります。どういったものなのか。託麻中学校から熊本新港に向かって歩いていき、そして帰ってくる。という簡単に言えば、長めの遠足となります。その長めが随分と長め。約、20kmくらいだそうで。もちろんその距離は学年、性別によって変わるようで。1.2年生は13kmくらいだと生徒が言っていました。
 当日は、朝早くに出発し、午前中には終わる工程で、時間的拘束は少ないのですが、体力はずいん分と奪われるようで。生徒に話を聞くと、歩く人はほとんどおらず、走るとのこと。え、20kmマラソンですか。そう、これは、競歩会ではなく、歩いても良いマラソンなんだな。と思いました。
 

託麻中学校から熊本新港までのマラソン

そう、これは、ハーフマラソンなのです。やはり、地獄なのです。競歩会の前の日に、生徒に明日頑張ってね!というと、元気者は、「はいっ!」といい、女子は「嫌だ嫌だ。」といって帰っていきました。
競歩会が終わって、塾の日に、「どうだった?」ときくと、みんな満足そうな顔をしながら、そこでのハプニングや順番などを話してくれました。終われば、楽しい思い出になっているようです。

競歩会と託麻中学校のテスト前1週間と塾

しかしながら、塾としては、嫌なことがあります。それは、今年度が、テスト前1週間にイベントが行われたことです。私にとって、テスト前1週間の土曜日曜日は勉強をめちゃくちゃ進めれるいい期間なのです。土曜日に競歩会が行われ、午前中に終わると言っても、ヘトヘトの状態で、勉強できる子なんておらず。で、日曜日は筋肉痛。勉強に集中できません。だからといって、「競歩会は、ほどほどに、体力あまらせて行っておいで〜」というほど、私はまだ塾に染まっておらず、「やるなら全力だ!自分の納得いく順番目指して、足が折れるまで駆け抜けておいで!」といっちゃうわけで。そして、この競歩会というイベントは一生の思い出になるわけで。競歩会を続けてくれる託麻中学校にはなんか、感謝なわけで。
 というのも、私も30年前は託麻中学校に行っており、そのときも競歩会がありました。これだけ続けば、文化ですよね。託麻中学校の文化の一つに競歩会。ずっと続けてほしいと思っています。
 生徒諸君、お疲れ様でした。


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白石泰宏プロフィール


白石泰宏(しらいしやすひろ)1980年生まれ。国立熊本電波高専電子工学科卒業後、航空自衛隊に勤務。退官後、海外に15か月の留学。家庭教師、大手・個人塾講師を計3校経てひまわり教室を開校
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