素直に受け取るというお返し
感謝されたら、素直に「ありがとう」で返そう
「これ、どうしたの?」
「合格が決まった保護者の方から、『お世話になりました』って、いただいたんだ」
こういうとき、つい「いえいえ、そんな…」「お気遣いなく…」なんて言ってしまうこと、ありませんか?
お中元や贈り物でも、つい恐縮してしまう。
でも最終的には、ありがたく受け取ることになるのだから、最初から「ありがとうございます」と素直に受け取るほうが、きっとお互いに気持ちがいい。
「褒められたら、素直に受け取る」美人の一言
昔、ある集まりでこんなことがありました。
司会の友達が、ある女の子に言いました。
「かわいいね~、モテるでしょ~」
すると、その子は笑顔で「ありがとう」と一言。
その場にいた私はちょっと驚きました。
普通なら「そんなことないですよ~」って照れながら否定する流れじゃないの?と。
でも彼女は違った。
あとで本人に聞くと、こう言いました。
「だって、褒めてもらったら『ありがとう』って言うのが自然でしょ?」
ハッとしました。
否定することが謙虚なんじゃない。
相手の気持ちを受け取って、素直に感謝を伝えることの方が、ずっと素敵なんだと。
感謝の言葉を受け取ることも「お返し」になる
保護者の方が、合格の報告とともに「ありがとうございました」と何かをくださる。
その「気持ち」を受け取ることは、教室としての“お返し”でもある。
「いえいえ…」と引くのではなく、
「ありがとうございます! しっかりお世話しました!」と、胸を張って受け取る。
それが、今まで選んでもらえたことへの感謝の形でもあるのではないでしょうか。