単語帳を作っただけで満足していませんか?本当に覚えるためのコツ

「英単語って、最初ぜんぜん覚えられない!」
「単語帳、作るだけで終わってしまう…」

そんな悩み、ありませんか?

今回は、単語暗記方法の第二弾!
コツコツと、覚えていくための「心」と「工夫」のお話です。

あるある!“単語帳職人”になっていない?

テスト前になると、急にやる気スイッチが入る人。

「よ〜し、単語覚えるぞ〜!!」
と気合を入れて単語帳づくりをスタート!

「ふぅ、完成〜!2時間もかけたし、今日はこれくらいにしよ♪」

——そして翌日。

「明日覚えよっかな〜」
「今日ちょっと疲れてるし〜」

…そして、テスト本番。
「やば、作っただけで全然覚えてない!」

この流れ、よくありませんか?

そのとき、あなたの単語帳が心の中でこうつぶやいています。

『もっと、僕を見つめて…! もっと、めくってちょーだいっ!』

単語帳は作って終わりではありません。
使ってこそ意味がある!のです。

作るなら、テスト前じゃなくて日常の中で!

単語帳を作ること自体は悪いことではありません。
むしろ、自分で手を動かすからこそ記憶に残りやすくなる、という良い点もあります。

でも、それをテスト直前にまとめてやるのはもったいない!

テスト前は、本当なら「記憶に集中」したいタイミング。
そこで単語帳づくりに時間を使ってしまうと、「作る」だけで疲れてしまい、肝心の「覚える」ができません。

そこでオススメしたいのが、

  • 日頃の授業に合わせてコツコツ単語帳を作っておくこと!

「今日出た単語を、今日のうちに1ページまとめる」
たったそれだけでも、積もればかなりのストックになります。

“心”の準備も、実はすごく大事

ここでひとつ、大事な話。

コツコツ単語帳を作ると、心の中でも変化が起きてきます。

「作ってるから、少しでも覚えよう」
「この単語、前も見たな…」

——と、少しずつ“覚える準備”が心の中で始まっていきます。

テスト直前、「よし、やるぞ」と思ったとき、
心の中がすでに温まっているので、一気に集中しやすい!

これは「スポーツの準備運動」と同じ。
いきなり全力ダッシュより、ウォーミングアップしてから走った方が、ずっと動ける。

勉強も同じで、心の準備がある人は、最後まで走り抜けられるのです。

まとめ:単語は“作る”より“覚える”を大事に!

  • ✅ 単語帳を作ることは良いこと!
  • ✅ でも、「作っただけ」で満足しないこと!
  • ✅ テスト前に急いで作るのではなく、授業に合わせてコツコツ作る!
  • ✅ そうすることで、心の中でも“覚える準備”が整ってくる!
  • ✅ 一気にやらず、コツコツやるのが一番の近道!

単語を覚えるのは、たしかに地味で面倒です。
でも、一番ラクに点数が取れるのも、実はこの“コツコツ”という方法。

今日からちょっとずつ、単語帳と仲良くなってみませんか?


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白石泰宏プロフィール


白石泰宏(しらいしやすひろ)1980年生まれ。国立熊本電波高専電子工学科卒業後、航空自衛隊に勤務。退官後、海外に15か月の留学。家庭教師、大手・個人塾講師を計3校経てひまわり教室を開校
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