初段
自分は字が下手だ!
コンプレックス その1 人にきたないといわれる。
その2 中学時代、「きたなくて読めない」という理由で回答にペケをもらった
その3 同時代、俺のノートを写そうとする人はいない。
その4 自分のノートすら読めなく、失笑。
その5 ラブレターをワープロでうったことがある。
夢 『字がうまいね』と言われたい。
そう、これは字の上手な人には分からない悩みだろう。しかし、分かる人は分かってくれる。この「字、うまいね」という一言の重みを。
小さい頃から「きたない。綺麗に、丁寧に書きなさい。」と言われ、また、「大人になって困るよ」とも言われた。
当然ムシした。
・・・大人になった。
俺、困った。困っています(進行形)。困り続けるでしょう(未来進行形)。今までそうだったようにこれからもずっと困り続けるでしょう(過去完了未来継続形)。はうっ。
4年ほど前、社会人になりこのことに気付いた自分は、習字を習い始めた。趣味ではなく、本気だ。やるからにはいつも本気だ!
そして楽しい習字スクールの始まり始まり。クラスメートは小学生。おっきいおにいちゃんと小学生。友達の出来ない僕。会話も弾まない。20の年の差はでかい。しかし、一つだけ爆笑をとれるネタがあった。習字の先生のスキをついて、紙に「うんこ」とかいてチラッとみせる。これが爆笑。「うんち」より「うんこ」のほうがウケよい。(先生すみません。以後自粛します。)
途中休んだ数年はあったが、ついに初段を取得した。ゲッツ!普段の字はあいかわらずで、なぜ昇段したのか自分でも分かりません。しかし、とにかく数年かけてやっと手に入れた“段”。長かっただけにそのうれしさはひとしお。
もし、字を書くのが苦手だという方にぜひ習字をおすすめします。字を書くのが楽しくなりますよ。
よかったら皆さんも習い事、もちろん趣味から出いいと思います、はじめてみてはいかがですか?目標あっての行動は自分の時間を楽しくさせてくれます。