【勉強法】書いて覚えるだけじゃもったいない!声に出すと記憶がグンと伸びる理由

「勉強するときは、やっぱり書いて覚えるのが一番!」──そう思っている方も多いはず。実際、書いて覚えるのは基本にして強力な方法です。ただ、せっかく同じ時間を使うなら、もっと記憶に残るやり方にアップデートしてみませんか?


書いて覚えるのは“王道中の王道”

ノートに繰り返し書く。これは昔からある最もオーソドックスな暗記法です。中には、見ただけ・頭の中だけでスッと覚えられる子もいますが、多くの人にとっては手を動かすことで定着が進みます。

書いていると「今日もがんばった!」という実感も得られます。ただし、“勉強した気”だけで終わらないようにしたいところ。

同じ時間で“もっと”覚える:声に出しながら書く

おすすめは「声に出しながら書く」こと。いまや受験生の間でも定番のやり方で、集中力と記憶の定着を同時に高められます。理由はシンプル。声に出すことで脳の使う領域が増え、記憶の結びつきが強くなるからです。

五感をフル活用すると記憶が深く残る

  • 書く → 手で覚える
  • 見る → 目で覚える(自分の字・図を見る)
  • 話す → 口で覚える(発声で能動的処理)
  • 聞く → 耳で覚える(自分の声が反射して耳に届く)

感覚の“入り口”が増えるほど記憶の引き出しが増え、テスト中も思い出しやすくなります。

効率は上がるのに、時間は増えない

この方法のいちばんの魅力は、学習時間を増やさなくても効率が上がること。いつもと同じ30分・60分でも、定着率がグッと変わります。

短時間で集中して覚える → 空いた時間でリフレッシュ。メリハリがつくと勉強は続けやすくなります。

今日からできるミニ手順

  1. 暗記範囲を小分けにする(例:英単語10語・理社10項目)。
  2. 「見出し語 → 定義(または訳)」を声に出しながらノートに1~2行で書く。
  3. すぐに伏せて、声だけで再現 → 合っているか確認。
  4. 30~90秒の小休止を入れて、同ブロックをもう一度だけ確認。
  5. 次の小ブロックへ。最後に全体を音読チェック。

ポイントは、声+手+目+耳のセットを崩さないことと、ダラダラ反復しないこと。小分け→確認→間隔を空けた再確認(軽め)が効きます。

まとめ:声を足すだけで“勉強の質”が変わる

「書いて・見て・話して・聞く」。たったこれだけのひと工夫で、暗記の手応えが変わります。同じ時間で、もっと覚えるを合言葉に、今日の勉強から取り入れてみてください。覚えることが少し楽しくなるはずです。


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白石泰宏プロフィール


白石泰宏(しらいしやすひろ)1980年生まれ。国立熊本電波高専電子工学科卒業後、航空自衛隊に勤務。退官後、海外に15か月の留学。家庭教師、大手・個人塾講師を計3校経てひまわり教室を開校
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